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労働時間の類語・言い回し・別の表現方法
労働時間 |
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意味・定義 | 類義語 |
労働に従事する時間 [英訳]
労働時間:例文 | 就業時間 労働時間 |
労働時間の例文・使い方
- 労働時間の上限
- 若年層の消費刺激には労働時間の短縮も重要 雇用・所得環境が改善している一方で、現役世帯においても、所得の伸びに比べると消費の伸びが緩やかにとどまっている
- 一方、「労働時間の短縮」については若年層ほど高い回答となっており、20代では15%となっている
- 内閣府(2018)においても、労働時間が減ることにより買い物の時間が増加することが試算されていたが、働き方改革が進む中、長時間労働が是正されることにより、若年層を中心に消費が活性化されることが期待される
- 労働生産性の算出において、分子に当たる付加価値は、一国経済全体の場合にはGDP、分母に当たる労働投入には、労働時間を考慮した労働投入量を用いることで、労働者1人1時間当たりに生み出される付加価値を求めることが一般的です
- また、20代や30代の若年層については、労働時間の短縮を挙げる人も多く、ワークライフバランスが改善することで、買い物等の機会が増加することが期待されます
- なお、導入割合が多い制度として、短時間勤務制度、所定外労働なし、勤務時間の繰上げ・繰下げ、フレックスタイム制度等があり、労働時間を柔軟に調整することで社員が離職せずに働ける環境を整備しようとしていることがうかがえる
- 実際に、同調査では1年前と比較した全社労働時間の傾向も質問しているが、減少と回答した企業割合は増加と回答した企業割合を上回っており、結果としても労働時間の短縮につながっている様子がみられる29
- 日本における長時間労働の一部は、非効率的な働き方によって生じているとの研究もあり(山本・黒田、2014)、こうした合理的でない労働時間を削減していくことの重要性は極めて高いと言える
- また、単純な労働時間の長さだけでなく、突発的な残業の発生や計画的な有給休暇が取得できない等の就労スケジュールの不確実性の影響も無視できない要素であることが指摘されている35
- そこで、内閣府個人意識調査を利用して、上司とのコミュニケーションが、部下のWLBや希望する仕事との不一致(ミスマッチ)にどのように影響しているのかについて、個人属性(年齢・性別・労働時間・年収等)をコントロールした上で推計を行った
- 特に日本においては、管理職の労働時間が長くなる傾向にあるだけでなく、プレイングマネジャー化しているために、マネジメント業務に対して十分な時間を割くことができていないことが指摘されている(武石、2011)
- 65歳以降の就業意欲に対しては、労働時間や賃金変化の重要度が高い 65歳以降の就業意欲として、どのような就労条件がどの程度影響しているのかについてより詳しくみていこう
- 具体的には、65歳以降の就業環境として、<1>職業(現在と同じ、異なる)、<2>仕事のやりがい(高い、普通、低い)、<3>60歳と比較した賃金変化(▲30%、▲50%、▲70%)、<4>週当たりの労働時間(8時間×5日、8時間×3日、4時間×3日)の4つの要素を考える
- 分析結果をみると(第2-2-8図)、全般的な傾向として、65歳以上の就業意欲(効用値)が高くなる環境として、現在と同じ仕事、やりがいは普通または高い、賃金変化が少ない、労働時間が短いという結果になっている
- また、4つの就業環境のうち相対的にどれを重要視しているかをみた指標である重要度をみると、労働時間と賃金変化(それぞれ3割程度の寄与)の重要度が高く、次にやりがいと職業が同程度(それぞれ2割程度の寄与)の重要性であることが確認できる
- また、性別における違いをみると、女性においては労働時間による効用値の変化が極めて大きく、週あたりの労働時間が4時間×3日の場合のプラスの効用は男性の2倍程度だが、8時間×5日の場合のマイナスの効用は男性の1.5倍程度となっている
- 一方、賃金においては、男性の方の効用値の変動が女性より大きくなっていることから、女性は労働時間、男性は賃金変化に敏感になる傾向がみられる
- 次に、年代別における違いをみると、60~64歳ではより労働時間と職業の状況が、他の年代と比較してやや重要な要素を持っていることが確認できるが、年代間による差はそこまで大きくはない
- また、老後の貯蓄別にみると、労働時間に特に差がみられており、貯蓄が十分である者は長い労働時間働くことに対する負の効用が高くなっていることが確認できる
- 以上、様々な属性別に傾向を確認したが、賃金水準と労働時間が就業意欲に対して与える影響は非常に大きいこと、やりがいのない仕事の担当になることによる負の効用は賃金の減少と同程度かそれ以上に大きいこと等を踏まえると、就業意欲を高めるための定年制度・再雇用制度のあり方についての見直しが必要である
- 特に、賃金の大幅低下や長い労働時間は高齢者の就業に対する意欲を大きく低下させ、こうした条件で再雇用された雇用者は、生産性が高まらず、望ましい状況ではない
- 65歳を超えて働く際に、どの労働条件をどの程度重視するかを推計すると、「賃金の変化」が最も重視され、次いで、「労働時間の長さ」、「職業が現在と同じかどうか」、「仕事のやりがい」という順番になっています
- 65歳を超えて就業する意欲を高めるには、特に、賃金水準が能力に比して低くならないようにすることや、労働時間面で配慮することが必要と考えられます
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