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類語・類義語(同義語)辞典]類語・同義語、さまざまな言葉の別の言い回しや表現の違う言い方(言い表し方・言い換え)を検索。
優位の類語・言い回し・別の表現方法
優位 |
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意味・定義 | 類義語 |
影響をうけやすくない、あるいは影響されない [英訳]
優位:例文 - うわての相手にやられる
- 法に対する優越感を持つ有力者に任せる
| 優位 |
優位 |
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意味・定義 | 類義語 |
有利さや支配力をもつ地位 [英訳]
| 優位 |
優位 |
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意味・定義 | 類義語 |
1人の人間もしくは1つの集団が他のもの以上に力を持っている状態 [英訳]
優位:例文 - 彼女の夫に関する彼女の見かけの支配は、本当に彼の注意を彼女に向けさせる彼女の試みであった
| 優越 優位 優勢 |
優位 |
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意味・定義 | 類義語 |
数か量における優越 [英訳]
優位:例文 | 優越性 優越 優位 優勢 |
優位の例文・使い方
- 優位性に基づいて
- 優位を高める
- 圧倒的な優位性を保ち続ける
- 日本は機械など生産工程が多様で生産できる国が限られる製品において、競争力を有している ここでは、日本の財の輸出について、世界シェアや比較優位の程度を主要国と比較することで、財別にみた日本の輸出の特徴や対外競争力の変化を確認する
- ここでは、対外競争力を示す一つの指標として、顕示比較優位(RCA:Revealed Comparative Advantage)指数を取り上げているが、これは、ある財における日本の輸出シェアを同じ財の世界全体の輸出シェアで割った指数であり、数値が1を超えていれば、相対的にその項目に比較優位があることを意味する
- 第3-1-2図(2)は、日本からの輸出金額が大きい製品として、輸送機械(自動車など)、一般機械(半導体等製造装置や工作機械など)、電気機械(電子部品・デバイスなど)に着目して、中間財(部品や製造途中の半製品など)と最終財(完成品)に分けて、主要国の比較優位の程度を示すRCA指数を確認したものである
- 日本の比較優位の程度は、輸送機械、一般機械、電気機械について、中間財・最終財ともに、一貫して1を上回っている
- 特に、輸送機械と一般機械は最終財において、電気機械は中間財において、主要国と比べて比較優位の程度が高いことが確認できる
- ただし、電気機械においては、中国が2000年代に入ってから比較優位の程度を高めているのに対し、日本は特に最終財において比較優位の程度が低下している
- このように、日本がどのような財の輸出に比較優位を持っているかについては、新興国の技術面での追上げ等によって時とともに変化し得るものであるが、他方で、財の生産に特殊なノウハウが用いられているようなものについては、他国による代替生産が難しく、そうした財の比較優位は短期間では揺るがないと考えられる
- 以上を踏まえると、日本は、輸出総額でみたシェアは緩やかに低下しているものの、輸送機械や一般機械などの最終財では、世界全体と比べた相対的なシェアという意味で高い比較優位を有しており、特に、製品の生産に関する複雑度の高い製品のシェアが高いという意味でも高い競争力を有していることから、こうした製造業の対外競争力の向上によって、モノの貿易額が拡大してきたことが分かる4
- 次に、各国がどのようなサービスに比較優位を有するかについて、財の貿易と同様に顕示比較優位(RCA)指数で確認する
- 第3-1-4図(2)は、主なサービスの項目として、<1>輸送(旅客や貨物の輸送に関するサービス)、<2>旅行(ある国に滞在中の旅行者が滞在先で取得した財貨やサービス)、<3>知的財産権等使用料(研究開発やマーケティングによって生じた財産権の使用料、著作物の複製・頒布権料、上映・放映権料等)の3種類のサービスの輸出について、各国の比較優位の程度をみたものである6
- 第一に、輸送について、日本は、英国やフランスと比べて、比較優位の程度が相対的にやや低いが、おおむね他の先進国並みとなっている
- 第二に、旅行について、日本は、欧州の観光立国と比べるとまだ比較優位は高くないものの、2010年以降は、インバウンド(訪日外国人数)が急速に増加し、直近では3,000万人を超えたこともあって、旅行サービスの比較優位の度合いが高まってきている
- 第三に、知的財産権等使用料については、日本は、2000年代前半から比較優位の程度は1を上回っており、時系列でみても最近まで上昇を続けている
- 以上を踏まえると、日本のサービス貿易については、主要国と比べて、金額規模が小さいものの、知的財産権など国際的な技術取引の面では製造業のグローバル化に伴い高い比較優位を有しているほか、対外競争力を有する製造業の輸出財に対する付加価値という意味でも商品開発等を通じてサービス産業が一定程度の貢献をしていることが分かる
- 特に、東アジア地域では、国際生産ネットワークを構成する国・地域間の所得水準の差が大きく、新興国・途上国の構成メンバーにおいて農業から製造業への労働移動が順調に進み、豊富で安価な労働力の供給がなされたために、立地面での優位性が高かったことが指摘されている12
- グローバル化が国内の生産性等に与える影響 貿易はどのような利益や損失をもたらすのか 国際貿易が経済的な利益をもたらすメカニズムについては、伝統的な貿易理論(リカードの比較優位論、及び、ヘクシャー=オリーンの貿易理論)によると、国・地域によって生産技術や生産に用いる資本・労働の賦存量が異なるため、それぞれが比較優位を持つ財の生産に特化し、それらを互いに貿易することにより、消費できる財の組合せがより望ましいものとなる「交換の利益」が生じるとともに、生産効率が相対的に高い産業に特化することにより一国の生産性が高まる「特化の利益」が生じるとされてきた
- そもそも、19世紀から研究されていた産業間の貿易に関する伝統的な貿易理論(リカード・モデルやヘクシャー=オリーン・モデルと呼ばれています)では、一国内の全ての企業が同質であるという仮定を置いているため、比較優位を持つ産業の企業は全て輸出を行うことが想定されています
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